ドラマ・『群青領域』
群青領域・ あらすじ
ここにいる人達は多分…みんな…婆ちゃんとの秘密を持ってる。
その彼らが見せる他人に対しての優しさ。その優しさで彼らはそれぞれの再生の物語を編んでゆく。
人気バンド「Indigo AREA」のメンバー、キム・ジュニ。彼女の過去には挫折と深い傷がある。心の奥にある「誰にも侵されたくない領域」をジュニは笑顔で踏み越えていく。(C)NHK/MMJ
群青領域① セリフ
心の奥に誰にも侵されたくない場所がある。でもどれほど深い場所にも光はさしこむ。
もう終わりました。今はだれとも関わりたくないんです。
そうかい?だったら許してやることだよ。
許す?
ジュンちゃん、あのさ…ちゃんと泣いてる?
…自分の心が苦しいと言ったら苦しいということなんだよ。
…私には悲しむ資格がないんです。
そうですね。私もそこから。
この場所がまだ必要だと言ってるんです。
誰かが自分を犠牲にしてると周りも苦しいんだと 気付いた。
もう逃げない…。
じゃ、また…。
群青領域② クックの庭
話したいのに話すことができなくなった人…ピアノが弾きたいのに弾けなくなった人。
夏はひまわり
秋はコスモス
クックの庭はみんなの庭
一緒に遊んで大きくなったね
大事な人を思って咲いてる
お互いの限界を懸命に乗り超えようとする二人の涙は綺麗…。
「クックの庭」はドラマの中で出る絵本。同じく実際には存在してない本が話題を呼んだのは『重版出来!』第二話で登場した「タンポポ鉄道」
両方とも暖かい色合いで心が和む。
◆アマゾンプライム対象外
群青領域③ 北斗七星
群青領域④ その後
死ぬつもりではなく、ただ消えたかっただけ」とジュニ…誤って海に落ちてしまった彼女を助けてくれたれい。そこから始まる「青木荘」温暖物語。
もうしばらくするとね、この庭に一面パット花が咲くよ。
どんな花ですか?
お楽しみ。
毎年…種を蒔いて、毎年…花が咲く。今年も花が咲き満ちている「青木荘」の庭。
お空に透かして揺れる「しなやかて強」く、「まだまだ綺麗」なコスモス…は「青木荘」の大家であり、広い庭に色んな野菜を育てたおばあさんのお別れ会も静かに見守ったいる…。
優しいです。なんでそんなに優しくしてくれるんですか?
それはあんたと私が他人だからね。
「青木荘」に集まったのはすべて他人。家族からもらった傷が他人によって治癒される。建前ではなく…常に本音で話せるのはここが「青木荘」だから。相手を思う事で自分の生き方も決める事ができると知った彼らだから。
海岸での春樹とジュニの別れ…。「Indigo AREA」を出て一人で再出発を決めたジュニに怒るどころか…励ますメンバー…。海に戻るれいの出発日に合わせて初演奏日を決めたジュニ…。何より彼らをワンチームに導いてくれたのは...大家のおばあさん…。
人と人との出会い…「逢うべき糸に 出逢えることを 人は 仕合わせと呼びます」…「青木荘」で出会った彼らは…仕合わせになる…それぞれの再生への旅立ちを始めている。
◆現在、アマゾンプライムでのnhkオンデマンド加入が有料に変わっているので、Primeでは観る事ができません。