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2023/09/03

トリガール


あらすじ

流されっぱなしで生きてきた“鳥山ゆきな”。大学入学早々、一目惚れした圭先輩に誘われるまま、フラフラと人力飛行サークル〈Team Birdman Trial〉のパイロット班に加入する。100人近い部員たちが、琵琶湖で開催される夏の大会に向けて準備を進める中、トレーニングを積む“ゆきな”の前に、「狂犬」と呼ばれる坂場先輩が現れ、圧倒的な力を見せつけて正パイロットの座を奪ってしまう。やる気を失ったゆきなだが、渋々参加したテストフライトで、圭先輩が大怪我を負う事故が起きる。機体は損傷、パイロットを失い、ショックを受ける〈TBT〉メンバー。そんな中、ゆきなは坂場が抱えた心の傷とサークルの悲願を知る。自分がどうしたらいいかを悩む中、「誰かが漕がなきゃ飛ばない」という親友の和美の言葉に背中を押され、仲間達の想いを繋ぐため、坂場先輩と二人で飛ぶことを決意する。(C) 2017 「トリガール!」製作委員会

トリガール・amazonプライム

29229831・amazonプライム対象外です。

トリガール!

トリガール・観想

鳥人間コンテストは見に行ったこともあったので、かなり期待しました!が……ちょっと軽いコミックタッチ。鳥人間コンテストに関するもう少し真剣な取組や葛藤、コンテストに対する詳しい情報も入れて欲しかったなと思いました。でも後半の鳥人間コンテストはすごく迫力満点でした。我が子、なぜか飛行中のパイロットのお兄ちゃんの告白に訳分からぬ涙😵😵😵

飛行禁止区域の事がよく理解できず終わってしまいましたが、あまり重くないのがむしろ良かったのかなとも思います…。

鳥人間コンテスト

毎年楽しみしていて、録画して繰り返して観る番組といえば、鳥人間コンテストとサスケです。 (たまに録画を忘れてしまう年もありますが😅)

鳥人間コンテスト・20170730

鳥人間コンテストは実際に行ったのは2017年だけで、会場に着いたとき向かってきた『BIRDMAN HOUSE 伊賀』の姿は未だに忘れられません。

20190831・子供作・レゴ「鳥人間コンテスト」

番組画終わってからすぐに作り始めたレゴ鳥人間コンテスト😌😌😌 飛ぶ事はできませんが、あっという間に自分なりの鳥人間コンテスト会場が再現💧されました^^;(青の部分はは海だそうです😅😅😅)

写真が見つからず、SNSに投稿した写真の再投稿になりますが、ご了承ください。

コロナ禍の鳥人間コンテスト

2018年は台風で8チーム残して途中で中止になってしまったのですが、2019年は60キロ制覇、2020年はコロナ禍で中止、2021年も中止と思ったら無観客で実施されたようで、録画もできず、特番の5分ドキュメンタリーだけ録画して観ました。

 

鳥人間コンテスト・読売テレビ(20220831)

読売テレビで今夜19時から放送されます。今年は3年ぶり、有観客で行わられたようです。

鳥人間コンテスト・読売テレビ(20230830)

読売テレビで19時から放送されました。➡https://www.ytv.co.jp/birdman/news/index.html#5uc083hq64h103na

録画だけしてまだ観ていませんが、楽しみです。

すぐ諦めかけになる私も子供にも学ぶところが多い鳥人間コンテスト、これからも楽しみです。

2022/05/21

『まく子』

母と自分は…ある星から来たという転校生のコズエ…。土星の近くにあるというあの星には年齢がないから死ぬ事もない…が…隕石により…急に変異した生命体が爆増して…希望した生命体は死ぬ事ができるようになった…でも…死ぬ事って…何かが分からない…から…地球に見学に来たのだと。

そのコズエは親が温泉街の旅館を営むサトシのクラスの転校するようになり…コズエの母はサトシの旅館で住み込みで働く事になる。

体の変化に戸惑う小学五年生のサトシは父の不倫にも気付いては父の事を不快と表現している。

…死ぬだけにため僕らは成長させられてる。残酷すぎる。なぜこのままでいられないんだろう…

と大人になりたくないサトシ。

そのサトシとコズエのちょっと不思議な物語…「まく子」

再生?祭り…。祭が終わってから始まる再生儀式?には、かなり違和感があったけど…後半の3人だけで行う再生儀式で…そう…壊さなければ…再生もできないんだ…と悟りました。

コズエとママの見送り…いきなり去っていく人をあんな笑顔のまつり騒ぎでサヨナラできるのかという疑問は別にして…真昼なのに、真っ暗になったお空にスライドのように流れる映像と彼らがまいた落ち葉のように降りてくるつぶつぶの輝きは綺麗でした。

「飛ばないで落ちてくるのはとっても綺麗」だというコズエの言葉と「小さい永遠はずっと心のなかにある」というサトシ。

不思議なストーリーで流れた不思議な時間が…不思議な余韻を残す…映画でした。

◆20220524・アマゾンプライム対象外です。


ジャッジ

 


あらすじ


世界一のテレビCMを決めるサンタモニカ国際広告祭。各国の超一流クリエイターが集結するこの晴れ舞台に、なぜか無理やり参加させられた日本の若手代理店社員。そこで知らされた真のミッションとは……何と「ちくわ」のCMを入賞させることだった!失敗すれば即クビという人生の大ピンチ。陰謀とオトナのかけひきが渦巻くなか、バカが付くほど正直で広告への愛は誰にも負けない落ちこぼれ社員の運命や、いかに――!?(C)2014「ジャッジ!」製作委員会

ミッション・インポッシブル!!!


キツネのノリノリのうどんのCM…。どう見ても狐やけど…これは猫ですね…もっと猫ぽく直せとのクライアントの要求に…これは猫ですとの文字とニャンニャンという効果音を入れての3案から選ばれたのはCカップ…いや…C案😅

ちくわ堂社長曰く天才息子が作ったという…ちくわのCM…あまりのつまらなさに倒れる人が続出する…ある意味危険レベル…のあのCM
を…世界一のCMを決めるサンタモニカ国際広告祭でグランプリを!「無茶と書いてチャンスと呼べ!」との…どんでもない指令が💧💧💧

元々審査員だった上司からいきなり代わりに審査員としてサンタモニカに行く事になった太田。審査に役立つ英語を求める太田になぜかペン回し。リリー・フランキーさんのペン回しと英語のセットが凄すぎる^^;

同じ職場のドジの太田に相手もしてくれないギャンブル好きの優秀な大田ひかりをギャンブルに釣って偽夫婦でサンタモニカに向かう太田…。

サンタモニカ国際広告祭


予選から本選、グランプリ決定までのどんでもない流れに笑いが止まらない😀

CMでみんなを幸せにしたいという…太田。純粋な心を貫く人はこんな幸運にも恵まれるのか…広告祭の委員長は太田が一番好きな…大昔…サンタモニカでグランプリを取った靴のCMを作ったあの人。

「自分はろくなCMも作れない」という大田に…「あなたは正しい未来を作ったんじゃないか」と励ます彼。金でしか動かなかった彼が選んだ物とは…。

ちくわの無限の可能性…ペン回しの素晴らしさ…ニャンニャンが起こしたきつねうどんブーム…トヨタのCM…が未だに心に残る…。

大昔…コピーライターを夢見ては……次々と諦める夢が増えるばかりだった私ですが…「逆風は振り返れば追い風になる」と信じて…頑張りたいなと励まされた映画でした。

cinemaholic選・このⅭⅯがすごい!

◆ 20220524・アマゾンプライム対象外です。

『小説の神様』

映画・『小説の神様』



あらすじ

中学生で作家デビューしたが、作品はSNSで酷評され、自分を見失った売れない高校生小説家・千谷一也。一方、同じクラスの人気者でドSな性格の上、ヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪。底辺作家と人気作家、性格もクラスでの立ち位置も、すべてが真逆の2人に、編集者から下されたミッションーとは…。ラスト、胸があつくなる。共感と感動No1のファンタスティック青春ストーリー。(C)2020映画「小説の神様」製作委員会


感想

売れない小説ばかり書いたお父さんと中学生ながらも頭角を現し、早くも文壇デビューを果たすものの…ネットで酷く叩かれ…今は小説家というのを隠してる高校生…千谷一也。

ある日…小説が進まない彼に編集者からの提案。とある人が物語を考えたら…彼はその物語を文字にするという二人共同作業で小説を書いてみないかと。

マサカのあの人…いつも輝く笑顔の同じクラスの小余綾詩凪。実は彼女…超売れっ子小説家…。

物語は登場人物に焦点を合わせて5章に成り立つが…個人的には5章の小説の神様が一番好き…。

グッとくるセリフ…

…本を読んでまで泣きたいの…どうしてなのかな…
…それは明日のためだ…明日からの自分はもう涙を濡らさないでいいように…そのために小説を読むんだ…
…もし、小説を読んで涙を流しても…それはこの先ずっと胸に刻まれるようなあたたかい感情の涙なんだよ…

お母さんが本を読んで泣くのをよく目にした子供ならではの質問に…幼い子供には難しいだろうが、淡々と語るお父さんの言葉には心が揺れる。

…私にとってお父さんの物語は願いなの…その気持ちを偽物だと思わない…

と息子に話せるお母さんも素晴らしい。

鬱ながら僅かな光が感じられる一也のデビュー作『灰になって春を過ごす』

苦しむ一也に…悲しいとき苦しいとき勇気が足りない時…私はこの本を読む。俺が好きな本だ…とその本を渡す正樹。自分も小説って…書きたいはずなのに…一也を思うその心には涙要注意💧

「あなたの物語を嫌いにならないで…」

雑誌の画報のような洗練されたシーンにも目が離せない…。…最後のセリフだけは自分がかいていいかな…と詩凪の心にもエール。

最後に


輝く彼らの青春が眩しく…微笑ましく…ちょっぴり羨ましく…なるのだが…それでいい。

書けない人として…書けるすべての人に感謝の気もちになれる映画…。

◆アマゾンプライム対象です。